山形県酒田市飛島。

酒田港から船に乗って75分のところにある孤島が飛島です。

船で行くしかないところなので、当然ながらお金がかかります。

でも、一度は行ってみてもよい小さな島。それが飛島です。

 

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飛島って、どこ?

ここです!

飛島にはどうやって行くの?

酒田と飛島を結ぶ連絡船があります。

連絡船乗り場は、下の地図を見て下さい。

酒田駅から遠いですが、無料の貸し自転車もあります。
(定められた主要観光地で返却可能)
酒田駅で借りて港で返す。
帰りは港で借りて駅で返すという動きです。

定期船の時刻は、酒田市公式ページを見て下さい。

酒田市ホームページ 定期船「とびしま」運航時刻

私が訪ねた5月23日は、通常の一日一航海の日です。

酒田9:30―飛島10:45
飛島13:30―酒田14:45

島の滞在時間は2時間45分。
(もうすこしゆとりのある運航時間にできないのかな?)

ちなみに、土日の場合は
酒田9:00-飛島10:15
飛島11:15-酒田12:30
酒田13:45-飛島15:00
飛島15:45-酒田17:00

これなら島に5時間半滞在できます。

どうせ行くなら土日ですね。
(※2便以上の日は、電話予約が必要です。)

 

飛島観光レポート

今回は平日の2時間ちょっとの滞在時間。

しかも自転車持参というイレギュラーな設定なので、
あまり参考にならないかもしれません。

今日は、9時半の出向なので、
切符の販売は8時半からです。

それまで、乗船名簿を書いておきます。

窓口では、名簿(自分の名前と日付)を出して切符を購入することになります。

船が沈んだ場合、これがないと誰が乗ってたのかわかりませんからね。
(と、書いていて改めて震える私。)

往復で4200円。(泣)
外の荷物受付所で自転車の往復600円を払います。

自転車は係の人が積んでくれるとのこと。

無事に着いてくれ。僕の自転車

ところで、上の写真の奥では、自動車がクレーンで引き上げられるところ。

小さな船なので、自動車が乗り入れるスロープなどはなく、クレーンで載せてやります。
(2台くらいが限界かな?)

定期船「とびしま」は

全長約40m
全幅 10m
1740キロワット×2基
定員230人

という規模の船。これがすごいのかすごくないのかはわかりませんが、
230人も乗れれば十分でしょう。

実際、お客さんは50人程度でした。
私は座席を3つ使って寝ちゃいましたよ。

定期船「とびしま」
写真後方は優先席。一番揺れない場所?

あっという間に飛島に到着。
(寝てたから当然か。)

 

今回の飛島観光ルートは、こんな感じ。

とりあえず、島内の道路を一周してみます。

自転車に乗って、まずは海岸線をひた走り。
10分足らずで山に入ります。

展望台があったので、歩いて行ってみる。

地図によると、「寺島」というらしい。

トリがギャーギャー飛び交っています。

うっすらと見えるのは秋田と山形の県境にある「鳥海山」。

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多少、熱帯の趣があります。暖流が来るから温暖だという話。

別の場所にはタブノキの群生もあるというので、
アオスジアゲハがたくさん見られることでしょう。
(今回は、季節の影響か、見られず。)

奥にあるのが飛島小中学校。現在は全校生徒1人だったはず。

さあ、自転車を走らせよう。

島の裏側にある「法木」地区。こちらにも漁港があります。

あまり人はいません。

軽のバンに荷物を積んでたおばちゃんとあいさつしただけ。

その後、山道に入り、きれいな舗装道をすいすい走る。
(あまり見るべきものもなく、ここはスルー)

 

一番の観光地に戻ってきました。

小松浜海水浴場と百合島です。

季節が季節なので、泳いでいる人はいません。

水がきれいです。

でも、百合島はウミネコの一大コロニーになっていて、
ぼーっとしてると「爆撃」を食らいます。
写真を撮っている時、1mくらいの場所に「びちゃ!」と来ました。

はずしたな・・・へたくそなウミネコで助かった。

なんとなく写真撮影。パシャリ!

ここから、岩場を通る遊歩道があります。

なかなか楽しい遊歩道です。けっこう奥まで続いてます。

ゆっくり往復すると、1時間近くかかるかもしれません。

トビシマカンゾウが咲いていました。

まだ半分以上はつぼみです。

6月上旬は、ほんとにきれいでしょうね。

 

トビシマカンゾウの群生地は、山の方から歩いていくルートもあります。
(今回は時間切れで、パス。)

 

残念ながら、時間になりました。

船が待っています。あれに乗り込むと、飛島の旅はおしまいです。

 

飛島観光を終えて

自転車で島の裏側まで行っちゃったので、
時間が足りませんでした。

やはり、船が2便出る土日か夏休み期間に行くべきかも。

又は、一泊するのも悪くないです。

地図を見ると、

「タブノキ林」「貝殻でできた浜」「オバフトコロの浜」
「ヂヂ石 ババ石」「日本の渚百選の荒崎」「源氏盛 平家盛」
などなど、文字だけでは実態のつかめない名所があります。

次回はゆっくりと見て周ることにしましょう。

 

最後にコマーシャル

酒田の定期船発着所の隣に「海鮮市場」があります。

1階は鮮魚店と小さな寿司屋さん。

寿司屋さんでは、「20貫で1000円」という気前の良いランチがあります。

また、2階の食堂は、人気の海鮮メニューが目白押し。
限定のメニューは、あっという間に売り切れます。
(限定でない海鮮丼や刺身定食もおいしいよ。)

飛島観光のお帰りにいかがですか。

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