北海道には、金が採れる場所が数多くあり、いくつかの河川では砂金取り体験を行っています。

今回は、浜頓別にある「ウソタンナイ砂金採掘公園」で一獲千金を目指します。

そもそもの発端はクッチャロ湖に立ち寄ったこと。

近隣の観光地図の中に「砂金採掘公園」を見つけたのでした。

出店でコーヒーを買い、飲みながら店のおじさんに、

「あの、砂金採掘って、今もやってるんですか?」と聞いたら、

「やってますよ。明日は雨みたいだけど、今日ならまだ川でできるかもしれませんよ。」

そのうちに車中泊してたおじさん方が集まって来て、

「砂金採り?今日はいいよお。楽しいよお。」

その言葉に後押しされて、いざ、砂金採りへと進路変更したのでした。

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ウソタンナイ砂金採掘公園の場所

クッチャロ湖から30分くらいで到着します。ちょっと山の中ですが、途中に標識もあるので、迷うことはありません。

公園は、とても質素。

受付はこちらです。ホントに質素だなあ。

でも、味があって悪くない。

こんな雰囲気の川です。すでに先客が、がんばっているようです。

 

いよいよ体験のスタート

受付で「砂金採り体験をします。」というと。

受付のおばちゃんは「川ですか?それとも屋内ですか?」と聞いてきます。

川に入らなくても砂金採りを体験できるスペースがあり、割と手軽に採れるようです。

でも、せっかくだから川に挑戦。

すると、「ゆり板、カッチャ、長靴」の3点セットを貸してくれます。

これが砂金採りの正装です。

まずは講師の先生から手ほどきを受けます。

とにかく深く掘って、下の方の砂の部分をすくい、
それをゆり板で少しずつ表面を流していく。

すると、キラリと光るものが出てくるということです。

先生は、腰までの長靴をはいてるので、座っちゃってます。

なるほど、あとは頑張って掘りすすめるのみ!

深く掘るために、3人で協力して交代で探します。

かなりの重労働で、しかも中腰になってるから、休みながらでないと体が持ちません。

 

それにしても、大人が揃って必死に金を探す姿、笑えます。

もちろんみなさん一獲千金よりも1日楽しむことが目的です。

(私は・・・新車がほしい・・・)

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時々、先生が「そこはいいぞお。」と声をかけてくれます。

 

午前の作業が終わり、昼食タイム。
(いつまでやるんじゃい!)

センターハウスで焼きそばを売っています。

カップのやつで160円。
お湯もあり、付属のスープ用にカップも貸してくれます。

うけつけのおばちゃんは、ほとんど商売をする気もなく、
「インスタントだけどコーヒー飲んであったまりな。」
などと誘ってくれます。

ほとんど友達の家に遊びにきた感覚。

 

昼は、そこでキャンプしていた人の
「バーナー用トースター」
を見せてもらい、ついでに焼けたパンの試食などしながら過ぎていきます。

このゆったり感がたまりません。

 

さて、午後の部のスタート。

やることは同じ。

とにかく黙々と作業を続ける。

だんだん飽きて来る。でも、やめない。

誰かが「あったあ!」という叫び声をあげると

また頑張りだす。

そうしているうちに、あっという間に時間は3時半。

ここで、作業終了となりました。

 

どれくらい採れたのか

採取した砂金は、受付に持っていくと、持ち帰りように包んでくれます。

袋に入れるか、パウチするか、小瓶にいれるか選びます。

勢いで、小瓶にしました。(700円)

今回の収穫は4つぶです。

いくらくらいの価値があるのか・・・
それは聞かないで。

いい歳した大人がきゃっきゃと遊んだ1日に価値があるのですから。
(と言いつつ、やや悔しい気分も。)

受付のおばちゃんに聞けば、
毎年通ってくる人も多いという。

実際、夫婦で毎年やってきて、
もうすぐ瓶がいっぱいになる人にも会いました。

ちなみに、屋内体験は同じ500円ですが、
30分の時間制限があり、
しかも持ち帰りは10粒までとなっています。

注意

昼食時、車の鍵がないことに気づきました。

どうやら川の中に落としたようです。
(おそろしい・・)

本気でやってたセミプロが、
「金属探知機で探すか。」
と言ってくださいましたが、
その前に川の中から見つかりました。

一緒に作業していた方が、川の中から見つけて下さいました。

奇跡です。
(この奇跡に5年分の運を使い果たしたかもしれません。)

欲に目が眩んでると、こうなります。

貴重品は決してポケットに入れないように。

一緒に砂金採りをしたベテランは、
「ストラップにつけて首からかけてる。」
と言ってました。

 

おわりに

ハマりました。来年もまた来ます。

浜頓別観光協会ホームページ

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