日本の世界遺産の中で、唯一のお城です。
(朱里城はありますが、単独の遺産としてはここだけです。)

お城と言えば、大阪城や名古屋城、松本城など日本各地に点在していますが、その中でどうして姫路城が世界遺産になったのでしょう。

お城って、そんなに違うもの?

でも、行ってみるものですね。

今まで見た城の中で、最高に素晴らしく、スケールの大きな城でした。

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姫路城が世界遺産になった理由は

姫路城は、1993年に文化遺産として登録されました。

登録の理由は、

・その美的完成度が我が国の木造建築の最高の位置にあり、世界的にも他に類のない優れたものであること。
・17世紀初頭の城郭建築の最盛期に、天守群を中心に、櫓、門、土塀等の建造物や石垣、堀などの土木建築物が良好に保存され、防御に工夫した日本独自の城郭の構造を最もよく示した城であること。(姫路市HP)

17世紀(ほぼ400年前)の木造建築が、そのまま残されているというのが大きな理由です。

もちろんあの美しさも。

 

姫路城はどこにあるの?

姫路城は、山陽本線の姫路駅から歩いて20分くらい。

駅の北口に出れば、間違うことはありません。

だって、駅前からしっかり見えますから。

天気が良ければ歩いていきましょう。

バスもあります。駅前から大手門前まで運航しています。

姫路駅北口から、おおむね10分おきくらいには出ています。

運賃は100円です。(安いな)

 

実際に歩いてみました

入場料を払い、。菱の門、いの門を通り、まずは百間廊下へ行きます。

実際には300mあるので、百間より長いのですが、

「すごく長いぞー、百間もあるぞー。」ということで百間廊下。

なんか、おくゆかしい・・。

廊下は靴を脱いで歩きます。

長い長い廊下が続きます。

外は暑いですが、ここはややひんやり。

 

続いて、い、ろ、は、にの門を通り、いよいよ天守閣の中に入ります。

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こちらも靴は脱いで入ります。
(ビニール袋をくれるのの、持って入ります。)

階段は、かなり急ですね。

足の悪い人はちょっと苦しいかもしれません。

エレベーターもありません。
(17世紀のままなのですから、仕方ないのかも。)

係のおじさんから、

「この床板は、できた当時のものだよ。」と、

教えてもらいました。

ただ歩いていると見過ごします。

 

最上段の天守閣は、風も通り景色も良く、

少々疲れましたが来て良かったと感じます。

 

階段を登ったら階段を降りる。
急な階段はつるっつるなので注意が必要です。

外に出たら改めて天守閣を見上げると、

何度見ても美しい。

平成の大修理は、すばらしいクオリティで成功してます。

 

なんと、お菊の井戸がありました。

番町皿屋敷のお菊です。

話は知っていましたが、実際の井戸はここだったのですね。

予想外の出会いに、感動してます。

 

まとめ

大手門から間近に見たところから、

すでに姫路城の虜になってしまいました。

入館料の1000円も全く高いとも思わず、

17世紀の木造の城郭を堪能できました。

これなら世界遺産も納得です。

参りました・・・。

 

このスケール感は、実際に来てみないと実感できません。

私も姫路城の写真は飽きるほど見てました。

「まあ、多々あるお城の代表なのね。
立派だとしても、そんなに大差はないだろう。」

くらいに思っていました。

この記事を読んで下さったみなさん、

ぜひ一度訪ねてみて下さい。

 

後悔はしない筈です。

姫路駅には、ジオラマ模型もありますよ。

 

姫路城の詳細(姫路市ホームページ)

 

 

 

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