1月末から徐々に広がったコロナウイルス。ここまで政府の動きがどうだとか、オリンピックがどうなるとか、緊急事態宣言をいつ出すんだとか、いろいろな動きがありました。そのひとつひとつに言いたいことはありますが、このサイトは人を非難・攻撃することや政治的に偏った意見を述べる場所ではありませんので、この苦しい状況の中で「どうやって楽しく過ごそうか。」ということに特化して書いていきます。

 とは言え、「みなさん、こうしましょう。」という提案ではなく、「私はこうやってます。」という報告しかできません。山形在住の私の動きは、どうしても緊急事態宣言地区と同じにはなりませんから。もし、「いいなあ、山形は。」「お前だけ何楽しくやってんだよ!」という気持ちになったら、ごめんなさい。

自転車に乗る

 自転車は、比較的感染リスクの少ない乗り物です。天気の良い日は自転車に乗って、近くの丘陵や低山の登り口まで走ります。途中でコンビニにも入らないように、コーヒーをポットに詰め込んで、軽食も持って行きます。
 山形の道路は、そもそも東京ほど車は走っておりません。でも、意外に自転車に優しくない地区なんですよ。ちょっと郊外に行くと、そもそも車道しかないところが多く、おまけに歩行者もほとんどいないので自動車が猛然と走りすぎるんです。結構怖いです。これも慣れの問題ではありますが。

こちら、山形盆地の西側(実は断層の真上!)
出羽丘陵にある玉虫沼。釣り人が数人いました。

 山形の市街地から、東西どちらに走っても坂道があるので、脚自慢のチャリダー天国と言えましょう。
 上の写真は、山形の西側にある出羽丘陵を登った先にある「玉虫沼」。市外から1時間足らずで行けちゃいます。この日は、半径2mに一人も入ることなく帰宅しちゃいました。

ちょっとだけ山登り

 山形市には、千歳山、富神山という「これぞ日本昔話に出てくる山」のような山形があり、多くの市民が登っています。どちらも標高差300m程度なので、速い人なら30分、ゆっくりでも1時間で登れちゃいます。どちらの山も、毎朝欠かさず登り続ける愛好者が多く、午前7時前後には数十人が山頂にいたりします。
 さて、山登りに感染リスクがないのかと言うと、ゼロではないでしょう。山道で上りと下りがすれ違う時は、1mくらいに接近しますから。個人的にはそこだけ息を止めてやり過ごすことは可能なのですが、慎重の上にも慎重を期して、私がチョイスするのは「盃山」標高270m。登り口からの標高差は150mくらいでしょうか。もはや登山と言えるような山ではありません。
 盃山は、登山口から100mくらいの神社までは舗装道があり、自転車でヒーヒー言いながら登ります。(これが、山登りより何倍もキツイ。)そして、なだらかな斜面と階段を登ると、10分ほどで展望台に到着。本当にお手軽です。
 休日でも10人くらいしか会わず、道もまずまず広いので、すれ違う時も「2m空けましょう笑。」と声をかけながら、誰とも接近せずに登れます。

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自転車を降りて、ここから登り。
道は緩やかで広い
展望台からの風景。遠くに月山が見える(正面左の白い山)

 盃山も、結局2m以内に一人も接近せず、帰宅できました。こんな風に外に出かけております。

山形の現状(2020,4,11)

 山形県は、かなり長い間感染ゼロを維持し、ベスト4まで行きました。(岩手、山形、鳥取、島根)しかし、残念ながら一人が感染してからはあれよあれよと増えていき、33人まで来ています。先日は県都の山形市に感染者が出て、市長が市内の公民館等の施設閉鎖を決めました。併せて、花見のメッカである霞城公園も閉鎖しちゃいました。花見で人が集まるのを防ぐためだそうで、花が散るまで閉鎖します。「桜のシーズンだけ入れないなんて、いじわる!」と言いたくもなりますが、これも仕方がないですね。早く収束するのを祈るばかりです。

公園前の桜は、今が満開!
でも、肝心の公園は閉鎖してます。

 みなさんの地区は、どんな状況ですか?おそらく山形より厳しい生活を強いられている所が多いでしょう。お互い、感染リスクを減らしながらも楽しく乗り切りたいですね。
 来年の桜は、気持ちよく見られますように。

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