馬見ヶ崎川から見た千歳山 白いのは山形県庁

 山形市民が日課として毎日登り続ける山はいくつかありますが、なんと言っても一番有名なのはここ。年間300回を超える登頂者も10人や20人ではないはずです。一番混み合うのはダントツで朝。山頂に集まったグループでラジオ体操をする光景が毎日のように見られます。

 登山口はいくつかありますが、一番人気の稲荷神社口から登ります。スタートは8時50分。この時間帯になると朝のラッシュもひと段落し、駐車場にもすんなり入れます。(駐車場は13台分)登山口にはトイレもあり、水道水ですが駐車場で水を汲むこともこともできます。それほど高い山でもないのでペットボトル1本持てば大丈夫ですが、ここは個人差のあるところ。十分な量を持って登り、少し余して終わるのが安全ですね。ちなみに私は750mlのボトルを携帯しています。

早朝はかなり混みます。
トイレあり。
玉こんにゃくやさんです。食べて行ってね。
さあ、スタート。
この鳥居の奉納って、いくらかかるんだろう。
稲荷神社到着。

 スタートは石段。奉納されたたくさんの鳥居を抜けると10分ほどで千歳稲荷神社に到着。ここで登山の安全を祈ります。ここからが山登りの本番です。
 最初は山を巻くようにほぼ平坦な道が続き、すぐに千歳山公園口からのルートと合流します。登り始めからも危険な場所はほとんどありません。ゆっくりじわじわと高度を稼ぐ感じです。
 昔は松が鬱蒼としていた千歳山ですが、虫の被害で少しずつ数が減ってきたのが寂しいところ。残された松にはぜひ頑張ってもらいたいものです。

最初の分岐。
枯れた松が物悲しい。
登山道は大きな危険はありません。
ヤマユリが見事です。毎年、咲く頃合いで掘り返して持ち去る悪者がいます。見つけたら通報!

 かなり登ったところで、平清水に行く道が出てきます。油断するとこっちに進んでしまうので要注意。まあ、そっちに行っても山頂への道がありますから、泣き叫ぶほどの問題でもありません。かえって斜度が緩く、敢えてこちらを歩く人もいるくらいですから。

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山形の街並み

 そうして、あっという間に山頂に到着。時計は9時20分。30分で登り切りました。今回はほぼトレイルラン姿(姿だけですよ。)だったこともあり、途中で頑張っちゃったので短時間で登頂しました。普通に歩けばもう少しかかります。(やまがた山HPによれば50分)
 今日は、途中で出会った人が8人。ほとんど密になることもなく、しかも登山者がおそらく全て近所の人でしょうから、安全面でももっと評価されていいのではと思います。

山頂には立派な休憩展望室があります。
個人的には、こっちのベンチが好き。
三角点。

 天気も良いので帰りは萬松寺の方に降りることにします。こちらは所々に小さな岩場があり、別の意味で楽しい道です。萬松寺には「阿古屋の松」など見どころもあります。

萬松寺側の道は、少し険しい。
階段が出てくると、ゴールは近い。
突然「殺虫剤散布のため入山禁止」だと。上にも表示がないと降りてきちゃうよ。
萬松寺山門

 9時50分、ようやく萬松寺に到着。ここからコンクリートの道を駐車場まで歩くのがちょっと残念なところです。

駐車場まで頑張れ!
出典:ヤマップ

リンク やまがた山HP 千歳山

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