「やまがた百名山を巡る山登り」も、20座の節目を迎えました。パチパチ。
今日は午後から雷の予報が出ているので「お手軽里山をハシゴする」というテーマで動いています。「北山」を出て、大石田町の「大高根山」を目指しますが、残念なことに登山口に向かう県道が通行止めです。仕方なく、その代わりに向かったのが「猿羽根山」というわけです。(こちらは最上地方に含まれるので、村山地方が終わったら足を踏み出す予定でありました。)
 猿羽根山も、登山とは言えない「ちょっとしたお散歩」という感覚で登れるところです。正直言うと歯応えはありませんが、歴史的にはなかなか重要な場所でもあるのです。

 やまがた百名山の本(HP)によれば、舟形駅から歩くコースが出ています。でも、舟形駅からしばらくは住宅街を歩くだけなので、あまり楽しくなさそう。(歩きもしないで判断して、ごめんなさい。)
 猿羽根トンネルを通過すると、すぐに猿羽根行きの分岐があり、しばらく車で登ると駐車場が出てきます。この駐車場は、もはや山頂と言っても問題ないくらいの場所。ここから猿羽根山地蔵尊まで歩きます。(と言っても5分くらい)
 登り口にある池をよく見ると、ザリガニがうじゃうじゃいます。ほんとにうじゃうじゃです。これは、小さな子どもを連れてくると楽しそう。(ザリガニ釣りをして良いかは未確認)

ぐるりと歩いても30分くらいかな。
ここから地蔵尊に向かいます。
ザリガニ、この画像に見えるだけで4匹います。
まっすぐ登ります。

 猿羽根山は、もともとは猿羽根峠という交通の要所です。舗装道路なんかなかった時代。ここが唯一の道でした。松尾芭蕉もここを歩いているし、イザベラバードもそうです。敷地内の至る所に歴史の説明板や一里塚などがあり、しっかり読んでいくとなかなか興味深いものです。芭蕉や茂吉の碑もありますよ。最後に「歴史民族資料館」にも立ち寄れば完璧です。

スポンサードリンク
すぐに地蔵尊到着。
股のぞき石。天橋立みたいだな。
すぐそばに相撲場。各種相撲大会の会場に使われます。
こちらは見晴台。
歴史民族資料館は入場料110円。

 一通り敷地内を回り、資料館には入らずお別れです。今日はスタートが早かったので時計はまだ9時。資料館の開館は10時からなので、さすがに1時間待つのはちょっとね。それに、30年くらい前に入ったこともあるし。
 さあ、次行こ。今日はもうひとつあるし。

リンク やまがた山HP 猿羽根山

スポンサードリンク