集合の前に名物をいただく
集合の前に名物をいただく

 ピースボートの船旅に行ったのが2018年の9月~12月。108日間を同室で過ごした4人は、幸いなことに良識ある人々(含む自分)で、旅の間も特にストレスなく過ごすことができた。その後連絡は取り合っていたものの、4人が顔を合わせるのは3年半ぶりになる。これまでも船で一緒だった人と再開する場面はあったが、同室のメンバーはまた重みが違う。

 相部屋のメンバーがどんな人なのかは、これは運というしかない。スタッフが割り振る基準はきっと「性別」「年齢」の2つだけだろう。だから、運悪くどうしても合わない人と一緒になる場合もないとはいえない。でも、そもそもが「ピースボートに乗って70日以上を船内で過ごす気持ちがあって、しかも知らない人と同質でも平気な人」の中から割り振られるわけで、ほとんどの部屋は和気藹々と過ごしている。(だから、これからピースボートに乗る人は、相部屋にプレッシャーや不安を感じる必要はありません。安いし。)

 既にこのサイトで何度も話していることだが、おさらいのためにメンバーを確認する。
◎全員男性(当たり前です) ◎愛知県1人、群馬県2人、山形県1人(僕)

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 実は自分には野望がある。この4人が数年に一度集まってわいわいやるというのを、ずーっと続けることだ。こんなことを競い合うのは意味がないのだが、「あの船の、他の部屋にはその後の関係維持で負けないぞ。」という気持ちがある。

 さて、話を今回の同窓会に戻そう。期日は2022年5月2日~4日の2泊3日、場所は伊勢志摩方面の観光だ。年頭の部屋長が名古屋なので、今回は彼のところに集まることになった。(実は年長の彼だけがきちんと仕事をしているので、比較的自由の効く残り3人が集まったのだ。)

 2泊の旅行については普通に観光して、夜は旅館で宴会をする。それを2回繰り返して解散という慰安旅行スタイル。でも、普通に集まってアルコールをグビグビ飲みながら話をするために集まったのだ。観光はおまけと言っていいだろう。

 今回の同窓会で、メンバーに自分の野望を伝えた。「長く続けよう。でも毎年だと続かないから数年に一度くらいのペースで集まろう。同窓会の継続で他の部屋に負けない。」メンバーも賛同してくれて、次は数年後に群馬か山形で集まることにした。

 同窓会が続けば、そのうちに誰かがこの世からいなくなるだろう。そしたら3人で集まる。やがて2人になる。そして最後の一人になったところで同窓会は解散となる。そう考えると、今度は4人の中の勝負になる。3人はほぼ同じ年代なのでわからないが、順当なら一人だけ10歳以上若い群馬の彼が最後の一人になるだろう。その彼を打ち負かしてやろうと静かに闘志を燃やし、健康体で100歳までいってやる。そんな誓いをした同窓会であった。

同窓会観光
同窓会宴会スタート
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