9月28日(金)
3日ほど前から同室のTさんの咳がひどく、
このまま死んじゃうんじゃないかと思える惨状でした。
昨夜から今朝にかけてもかなり苦しそう。
今日はお医者さんに行くとこのと。
早く治るといいです。
(船には日本人の医師も乗っています。)

船内は咳が止まらないだの熱が出ただの、体の話題が増えてきたように感じます。
疲れと寒暖の差と乾燥にやられたのでしょう。
これから寄港地の観光が本番なのに、船内で寝込むなんてことは避けたいです。
感染りませんように。

昨夜は時差調整で時計を1時間進めました。
西へ西へと向かっているので、基本は時間を戻すのですが、
ここでは時間を進めます。
誰かが「サマータイムかな?」と言ってましたが、それなら納得です。

時計を戻す場合は、それを忘れても早起きするだけですが、
時計を進める場合は大変です。
忘れると、1時間寝過ごすことになるからです。

実際、今朝の「朝ヨガ」では、担当の人が来なくて、
ヨガの先生が電気もマイクも使えず、いつもとは違う雰囲気でした。
これはこれで悪くないかな。
(30分遅れで電気もマイクも復旧)
運動会から3日経ちましたが、みなさん疲れが残っているのでしょうか。
ヨガの参加者も少し減ってきたみたい。

今日の天気は、かなり怪しい。

今日は何てことない一日で、
ヨガ、ノルディックウォーク、ウクレレ、セビジャーナス、サルサ、そしてスペイン語講座。
定番の行動になります。
船は地中海に入ったという事実が少しだけテンションを上げてくれます。
朝食をデッキで摂りながら、花輪くんの真似をしてみました。
「ベイビー、僕は今、地中海をクルーズする船のデッキでブレックファーストを食べているのさっ。」てな感じです。
実際は、360度水平線の光景は、日本海だろうが東シナ海だろうがインド洋だろうが地中海だろうが、特に変わったことはありません。久々にトビウオのジャンプを見たくらいでしょうか。
しかも、どんよりした曇り空だし。

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波へい うまく注文すると、驚くべき安さ。

スペイン語の先生から「居酒屋波へいにスペイン語を話す人がいるから、今度一緒に注文の練習をしよう。」というアイディアが出ました。
今の所日程は決まってませんが、下調べのために「波へい」に潜入し、ウエイターのひとりに聞いてみました。
「スタッフの中にスペイン語を話す人がいると聞いたけど。」との質問に
「それは僕だよ。」
「うわー、初めまして。僕の名前は○○。あなたは?」
「僕は○○っていうんだ。」
「どこの出身?」
「フィリピンだよ。」
「なぜフィリピンなのにスペイン語なの?」
「僕の父さんがスペイン人だからさ。家でもスペイン語が出てくるし、僕も4年間スペインに住んでいたからね。それから、この船にはスペイン語圏の人、たくさん乗ってるよ」
「そうですか。これからたまに来ますから、スペイン語教えて下さいね。あなたが2番目の先生です。」
「お安い御用さ。でも、僕はそろそろ仕事に戻らなくちゃいけない。また今度来てね。」
「OK、それじゃ、さようなら。」

ここまで英語、、、ゼーゼーハーハー・・・

チーズ盛り合わせ。あれ?値段わすれちゃった。700円だったかな。

昼にスペイン語を同じクラスで勉強しているTさんと、少し話をしました。
彼は1日5時間くらい語学の勉強をしています。
ナショナルジオグラフィック英語版(ピースボート文庫にある)をそのまま読んでいます。
「1ページ読むのにどれくらい時間がかかりますか?」
「ちゃんと読もうとすると、15分くらいかな。」

自分なら3時間かける自信あります。

「スペイン語、どれくらい勉強してきたんですか。」
「4年前から始めてね。翻訳専門の語学学校の文法通信講座を去年やってたよ。
それから、スペインに3ヶ月語学留学してた。南米にも1ヶ月いた。安いアパート借りて自炊すれば、日本にいる時と費用は同じだし。」

すごすぎるよTさん。
彼に追いつく日はやってくるのだろうか。

明日はギリシャ上陸なので、ギリシャ語講座も開かれてます。

明日から、怒涛の寄港地ラッシュが始まります。
かなり楽しみです。

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