10月8日(月) 一時離脱3日目

今日はゆっくり目のスタートなので6時半に起床し、シャワー。
部屋でうだうだして8時近くになって食事。
なんとなく体がだるいけど、朝食で元気になった(ような気がする。)
昨日はモンサンミッシェルの長い長いバス移動と、いきなりの寒風に体力を奪われた。
しかも食事も少々雑だったし。

一時離脱直前に風邪っぽい症状になり、そのまま良くも悪くもならずにごまかしてここまできた。今日は昨日のようなミスをしないよう、ダウンジャケットも着用。(そんな日に限って晴天・・)

エスト駅。何度もお世話になりました。

朝は一日券モビリオを買おうとしたら旅行者用のパリヴィジットの方を買わされて、余計に出費してしまった。(12ユーロって高いなあ。値上がりしたのかな、と思ってしまった。買った後で切符を見て気がついた。けど、払い戻しもめんどくさいので、そのまま使う。)

ルーブル来たあ!!
ずいぶん並んでるな。

気を取り直してルーブルへ。
すでに日本で4日間のパリミュージアムパスを購入しているので、切符を買う必要がない。すいすい入れるだろう・・いや、すごい行列。切符持ってる人の列もすごい。そこで、比較的混んでないという「ライオン入り口」へ移動する。しかし、なぜか「クローズだ」と言われて戻る。大行列のところでもう一度聞くと、「切符持ってるならライオン入り口から入れる。」という返事。もう一度行く。やっぱりここはだめだと言われる。

ライオン入り口。チケット持ってると出入りできる筈なんだけど・・・。

あの大行列に並ぶ気力もなく、そのままオランジュリー美術館に行くことにした。
美術館に行く途中の道が気持ちいい。
ルーブル前の人混みがうそのように静かな雰囲気。
パリが好きになりそう。

オランジュリー美術館は、こじんまりしていて、でもモネの睡蓮の巨大な連作が専用の部屋に展示されていて、いい感じ。そのほかの作品も素敵なものが多く、美術の教科書あたりで見たことある作品もあり、「あなた、ここにいたんですね。」と話しかけながら鑑賞。
美術館て、あまり作品数が多いと気持ちが散漫になってだめなもの。今日はこれ以上無理かもしれない。

モネ好きなら外せない場所。
オランジュリーのカフェ。そんなに高くないです。

オランジュリーを出て、コンコルド広場、そしてシャンゼリゼ通りを歩いて凱旋門へ。ここまでの道は、買い物やブランドに全く興味がない身としては、特別な感慨もなく通過するのみ。(ここまで、「キャンユースピークイングリッシュ?」と話しかけてくるアンケート女性グループに2回遭遇。これは完全無視。へたに愛想すると、いつの間にかたくさんの人に囲まれて、お金を巻き上げられるらしい。)

シャンゼリゼを歩く。ごめんなさい、お店には興味なし。
凱旋門が近づいてきた。

凱旋門もミュージアムパスで入れるので躊躇せず登る。らせん階段をぐるぐる登り、屋上でエッフェル塔を見て感動して、らせん階段をまたぐるぐる降りる。それだけで楽しい。

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凱旋門の屋上。天気も良く、眺望抜群。

2回目の地下鉄でエッフェル塔のそばまで移動。登らずに写真だけ撮ってまた地下鉄で移動。せっかくだから近くのマルモッタン美術館に行ってみる。
しかし、ここは定休日。やっちまった・・・。

まあ良い。これも旅というもの。明日また来よう。

列車、がらがらでした。

ここから地下鉄でない普通の電車でオルセー美術館まで移動。
月曜日だからオルセーも定休日。(それは調査済み)
オルセーからルーブルまでは徒歩10分程度なので、いよいよルーブルに突入する。
時刻は13時すぎ。渋滞もほとんどないので5分程度でピラミッドから入場。
まずはごはんを食べようっと。
一番空いてて客を早くさばいていそうな「スターバックス」にする。
温かいラザニア風の料理とアイスカプチーノ、これに水を1本買ったら16ユーロになった。(約2000円)パリって高いなあ。

午後、再びルーブルへ。
今回は、ミュージアムパスを日本で買ってきました。

ちなみに、ルーブルの外で水を一本1ユーロで売ってた。美術館の中の水は3.2ユーロ。
水は外で準備して来ましょう。

さて、問題のルーブルだが、あまりの巨大さに言葉を失う。
ここはノープランで突入してはならない場所なのだ。
風邪気味で体調も良くなく、しかも午前中別の美術館も見てるので、とても集中できる状態でない。
ここで、思い切って「ミュージアムパスの有効期間最終日は、ずっとルーブルにいてみよう。」と計画変更し、今日はなんとなく全体を流してみる。(それでも半分くらいか。)
「サモトラケのニケ」の前は、大勢がカメラを構えていた。自分もこれを生で見るのは初めて。傑作であることがわかる。彫刻に勢いがある。
「モナリザ」なんかは恐ろしい人だかりで、「ここに入ったら、ぜったいにスリに遭う。」と思わせるカオス感。(もちろん入場料が高いので、スリはいないはず。)
「メドューズ号の筏」は自分の想像よりずっとでかい作品だった。
「民衆を導く自由の女神」は、だいたい想像通りかな。

はて、「ナポレオン一世の戴冠式」と「ミロのビーナス」は?・・・
まあいいや、3日後にまた来ようっと。その時までには風邪、直したいな。

地下通路を駅に向かうと、逆さピラミッドがありました。

ルーブルを出たのが16時すぎ。
帰る途中でビタミン剤とサラダ、それから飲み物を多量に購入し、ホテルに帰る。
本当は夜に近代美術館に行く予定だったが、体調回復を最優先させる。
ビタミンを多量摂取し、12時間睡眠を試みる。

部屋で簡単に食事を済ます。これからビタミンCを多量摂取します。

今回はまるまる4日間の自由時間があるので、ゆとりだ。

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