12月10日(月)

今日は1時間だけです。
活動が1時間であとは寝てたとか?
いえいえ、今日という日が1時間しかないのです。

からくりを説明しましょう。(地理のお勉強タイム)

私たちの船は、西へ西へと移動して地球を一周してきました。
西へ行くと、経度15度ごとに時差が1時間生じます。
そのため、時差調整のために時計を1時間戻す日があります。
その日は、1日が25時間になってしまうことになり、1時間得しちゃいます。
でも、良い事ばかりではありません。
そうやって得してきた1時間が重なると、ある時、一気に今までの分を調整されてしまいます。

それが、日付変更線です。

本日(12月9日)は、日付変更線を通過する日。
1時間時計を戻しますが、明日は12月11日になってしまいます。

そこで、今日だけは次のように日付を設定することになります。

  • 12月9日が24時間
  • 12月10日が1時間(時計を1時間戻した分)
  • 12月11日が24時間

そこで考えられたピースボート恒例の企画が、
「消滅日企画〜12月10日を取り戻せ〜」

12月9日の夜12時から1時間で、1日の動きを高速でやっちゃおうという企画です。

船内新聞の一番下にあるのが「消滅日企画」

うーん、うまいこと考えたな。

スポンサードリンク

(逆回りの場合は1日増えちゃうので、どんな企画なんだろう・・)

夜の12時からの企画なので、参加するのはほとんどが若者たち。
(だって、彼らはこれから数時間起きてるのですから。)
そんな企画に、セビジャーナスチーム(シニア層)が参加依頼されたのです。
なんでも、自主企画の中でけっこう頑張ってるグループだからという話らしい。
それはそれで嬉しいけれど、明日が発表会本番なので無理をせず、希望者(というか参加しても大丈夫な人)8人で出席することに。

なにしろ1時間の中で1日の主な活動を超高速でやってしまうので、
超高速ラジオ体操から始まり、ひとつひとつの活動がテンポよく進みます。
自主企画の会場争奪戦や、夜のスタッフミーティングなど、自分が知らなかった活動も短時間で紹介してもらい、陰で頑張っている人たちの存在を再認識したひとときでもありました。スタッフのみなさん、お疲れ様です。

みなさん、本番の衣装ではりきって踊ってます。

セビジャーナスチームも、若干笑いを取りながらほんの2分で終了。
こちらは、可も不可もなく終わった感じ。
この2分のためだけに、本番の衣装で臨んでくださったお姉様方も、お疲れさまでした。

という企画で、あっという間に12月10日は終わりました。

帰国まで残り1週間です。

スポンサードリンク