日本にある世界遺産は、それぞれが価値のあるものですが、白川郷・五箇山の合掌造り家屋は、世界で唯一ともいえる特徴的な姿で海外の観光客にも人気のスポットです。立地的になかなか行ける場所でもなく、気にはなっていたものの機会に恵まれなかった白川郷に、初めて足を踏み入れました。しかも早朝、店がまだ開いていない時間帯です。

道の駅白川郷
2.5キロ、徒歩30分少々。

道の駅白川郷から歩いて現地へ

前日は道の駅白川郷で車中泊。まだ7月中旬の平日なので車中泊をしている人は多くありません。栃木の夫婦、フランス人の夫婦、他に車は2台。ゆったりと間隔ととって一夜を明かしました。

朝6時、道の駅白川郷を徒歩で出発。
この時間はまだ近隣の駐車場は開いていません。(せせらぎ公園駐車場は8時から17時まで 普通車1000円)8時まで待とうかとも思いましたが、時間もあるので歩くことにしました。道の駅から白川郷の入り口までは2.5キロ。30分程度で歩けるはず。

実際歩いてみると、道中には大した観光地もなく、やや単調な道ではあります。でも、考えてみると普通に道を歩いて白川郷にたどり着くというアプローチは、やってみると悪くないなと感じました。欠点は、帰りも歩くことか。

お土産屋さん、閉まってます。なだ6時半。

30分歩いて、目的の白川郷へ到着。もちろんまだ店も開いていません。静かな町内を散策するだけです。時刻はまだ7時前ですから、宿泊している観光客もほとんど出ていません。ある意味美しい風景を独り占めできる贅沢なひとときといえましょう。

意外に舗装道が多い印象。

メインストリートを通り、脇道に入り込み、きれいな家屋を目にすると写真を撮る。まだ開いていない店を覗き、昼間はたくさんの観光客でごったがえすのだろうと想像を膨らませ、また歩く。
うん、これはいい。駐車代も浮いたし、村内でも自販機でお茶を買っただけで済んだ。

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ひとまわりして再び村の入り口に戻ると、資源回収の作業をしていました。かなりの種類に分別した資源を地域の住民が軽トラックや乗用車で運んできます。それを担当者が受け付け、持ち込まれたものを仕分けしていきます。
話を聞くと月に一度の取り組みだそうです。地道な取り組みが続いていくことを願います。

地域でリサイクル活動をしっかりやってます。
7時すぎ、高校生が動き出す。

また、村はずれのバス停では、通学の高校生がたくさん乗り込んだバスが走っていきました。これも日中には見られない白川郷の生活です。

最後にちょっとした山道を登り、展望台へ。
時間は7時を過ぎたあたりで、こちらもほとんど人はいません。別の道を登ってきた台湾のカップルが、展望台で写真を撮りあっていました。きっと彼らは村内の民宿に泊まったのでしょうね。

本日唯一の山登り。たった12分だ!
普通に歩きやすい道です。
そうそう、写真でよく見る風景が。

一通りの散策を終えて、再び30分の道のりを歩いて戻り、道の駅白川郷へ戻りました。他の車はまだ動きが見えません。しばらくすると「せせらぎ公園駐車場」が開きます。そこに移動してからゆっくり観光するはず。でも私は次の観光地へ移動します。

リンク 白川郷観光協会HP

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