9月17日
モルディブのマーレ沖に6時停泊。
接岸ではありません。停泊です。
マーレには大型船が入る港がないのです。
さて、みなさんはモルディブの街についてどんなイメージを持っていますか?
「南の島のヤシの木と白い砂、サンゴ礁」でしょうか。
首都のマーレにしても、石垣島に近いイメージでいたのは私だけ?
でも、実際のマーレはこうです。
小さなサンゴ礁にあふれんばかりのビル群!
完璧に間違っていました。
モルディブさん、ごめんなさい。
私たちが発展途上の小さな国を思う時、
どうしても高層ビル群をイメージすることはできません。
でも、それは他国の人が日本を「ちょんまげ、芸者」というイメージで見てるのと同じなのかもしれません。
今日のツアーは「クラブメッドのビーチリゾート」です。
マーレには立ち寄らず、ピースボートから小型船に乗り換えていきなりリゾート島に行きます。
で、ツアーはどうだったかというと、
それはそれは素晴らしい「イメージ通りのリゾート地」でした。
写真も一枚入れておきますが、
写真はあくまでも写真です。
実際に行って体験してみて下さい。
素晴らしいです。ホントです。
カヌーに乗ったり、プールで泳いではフリードリンクを飲みまくり、
プールフィットネスではいろんな国の人と一緒に踊りまくり、
昼食のビュッフェも申し分ないし、
シュノーケリングツアーも良い体験になりました。
(シュノーケリングツアーに参加する前にテストがあります。15m先のブイまで足をつかず泳いで戻ってくるというもの。これができないと失格になります。)
(もうひとつ注意が・・・レンタルのマウスピース部分が柔らかすぎで、油断すると口から海水が入りそうになります。許容範囲ではあるものの、自前のシュノーケリングセットを持参した方が良いかもしれません。)
(このホテルでは、紙のストローを使用していました。エコに関しては日本より進んでいます。紙のストローで十分でした。)
日帰りでは全ての体験ができません。
もう一度来るチャンスがあるなら、3泊くらいしてみたいですね。
6泊予定の日本人ハネムーンカップルがいました。
すばらしい思い出とともに帰国することでありましょう。
マーレに行った同室の人の話だと、
「モルディブのイメージが崩れた。きったなーい。」とコメントしていた人もいたとか。
でも、よく考えてみればひとつの国ですからね。
リゾートアイランドだけでは国としての機能を果たすのは難しいもの。
きれいな海も、少々雑多な街も、両方ともモルディブだと認めましょう。
昨日の講演で、モルディブ出身のマイードさんの話を聞きました。
海面の1m上昇は、モルディブにとって深刻な問題という話でした。
今朝、マーレの街を見た時に、なるほどと実感できました。
すでに、水上都市の様相を呈しているマーレの街に海水が押し寄せるのは必至です。
地球規模の環境問題を敏感に感じ取っているモルディブの人々の声に、耳を傾ける必要がありそうです。
3:45 現地出発し、なんだかんだで5時くらいにピースボートに到着。
シャワーを浴びて、食堂で夕食を摂り、8時からの「県人会」に備えます。
中央デッキで「ピースボート県人会」が行われます。
ここまで同じ県の人に会ってない私としては、
「ひとり県人会」になる可能性も低くないのですが、
「もと県人」の存在も期待しながら、行ってきます。
せめてひとりはいてほしい。
残念ながら、ひとり県人会でした・・・
結局、あまり人が多くない東北ブロックでまとまってビールを飲むことになり、これはこれで楽しいものでした。
後半、他県にお嫁に行った女性が二人来てくれて、とりあえず3人になったのには救われました。
よし、今日から、「ひとり県民です。」というレアキャラ感を出していこう。