9月16日
昨日のデジャブ感満載のスタート。
5:40起床し6時のヨガに行き7時からノルディックウォークの途中で雨が降り20分で切り上げて朝食をとり一息ついてウクレレの自主練習。
曜日の感覚が完全になくなっている。(でも特に困らない。)

昨夜、珍しく酒飲みに行かなかったSさんは、若干腰が痛いそうだ。
「これじゃあ体が持たない。時々休もう。週に2回くらい。」
それでも週5回は夜中の1時まで飲むんかい!

10:00 「航海豆知識」講座
かなりショッキングな内容でした。
事務長さんによれば、この船が海賊の襲撃を受けたことがあったという話。
「夜の11時頃、船内の緊急放送が鳴り、小型ボートが迫ってきたのがわかった。
乗客は室内に退避し、船は大きく蛇行しながら逃げる。すると、船の波によって小型艇は近づけなくなる。しかし、後方から銃撃を受け、船尾に銃弾の跡がいくつも残った。」

事務長さんによれば、冗談でなくほんとに怖いし、夜の消灯を徹底しないと大変だし、違反者は船長から退船命令がでるといいます。
自衛隊や他国の戦艦が守ってくれる区間があるのだけれど、モルディブから自衛隊が待ってる地点までは自力で行かなければならないとか。また、海賊が出る季節が決まっていて、海が比較的静かな冬場に多いそう。そして、これから海賊が現れ始める時期。(夏は海が荒れてて、小さな船は遠洋まで出てこれないんだって。)それじゃあモルディブ周辺は大丈夫かというと、インド海軍が警戒している海域だから、今まで海賊は出てないという話。

海賊が出る海域に突入
護衛艦がつく海域では、このような船団になって進みます。

でも、そんなに大変なら説明会の時に「銃撃受けてます。」と話すべきではないのかい!?別にそれくらいのことで止めたりしないし。(でも、この話を聞いて、旅行を断念する人も多いかな?)

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昼食で同じテーブルだったおばさま方の話題も海賊のことが中心で、
「そんなの知らなかったわあ。」
「怖いわね。」
「海賊ってどこの国なのかしら。」
不安は尽きません。

明日のモルディブのビーチでは、悔いのないよう本気で遊ぼうと密かに誓う私。

船内の企画は、ウクレレやらフラメンコやらあちこちパタパタと動き回り。
でも、今日はスペイン語講座がないから、比較的ゆとりです。
「世界遺産講座」「マーレ情報」などの講義をゆっくり聞きます。
最後は「モルディブ出身のマイードさんの、海洋の問題の講義」
温暖化による海面上昇と、プラスチックごみ問題についてのお話でした。

講義の後はデッキに出て写真撮影。
ピースボートは、国連が決議した「SDGs 人類が達成すべき17の課題」の公式実施船という扱いなので、この決議をして3周年となる9月25日に、国連で写真が紹介されるということです。私の顔も国連のスクリーンに映ります。

今日の感想
○海賊の話にかなりビビったが、今まで犠牲者はいないようなので、たぶん大丈夫。
(でも、昼食時におばさま方が「想定外って最近よく聞くからねえ。」と不吉な発言をしてらっしゃいました。)
○小4のHちゃんの自主企画「小4ですが何か質問ありますか?」にも参加した。名刺を渡して友達になった。
○船内放送で「運動会実行委員長あいさつ」があった。テーマは「スマイリンピック」だそうな。誕生月ごとにチーム分けをして、青組になった。
若い人が多いし、そんなに頑張らなくても良さそうかな。でも、できる協力はしていきましょ。

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