12月2日(日)

6時半、セニジャーナスの練習に行ったら、今日は2人になってました。
自分のペアになったSさんと、Yさんも来ています。
2人で一生懸命踊っています。
ほんとに部活動だなあと感じます。
この生活も、あと1週間か・・・。(ごめんんさい、少しホッとしている自分)

今日は「洋上夏祭り」という企画がありまして、そのため通常の企画が変更になっています。
いつもは2時間の枠がある「楽器練習広場」も1時間だけ。最近はこの時間帯でウクレレクラブが合同自主練を始めています。こちらも部活動のにおいが出てきました。
明日が発表なので、うまくいくといいです。

おなじみの8階フロア。

午前中は(というより今日は)ゆとりがあるので、スペイン語の宿題を仕上げます。
フリースペースで勉強していると、たくさんの人から昨日のオークションの話をいただきます。おおむね「かっこよかった。」「びっくりした。」「なぜ、叫ぶだけなのにあんなに高額な値段をつけたんだ。」というお言葉。
「シャレですよシャレ。」と返すだけですが、理解してもらえないかもしれません。
昨日「スタッフ3人がかりのマッサージ」を3万円で落札したTさんは、「10万くらいは出してやろうと思ってたけど、スペイン語仲間のYさん(僕のこと)が値段を上げてるのでそこは遠慮した。」とのこと。空気を読んでくれてありがとう。
お金持ちであるとかないとか、そういうことではなく、チャリティーの中のシャレに付き合ってくれるTさん、素敵です。そんな人と同じクラスになれて幸せです。

今日はほんとに暇な日で、ウクレレ練習とセビジャーナス練習が1回ずつあっただけで、他にすることもなく、おもしろそうな企画もなく、部屋のテレビで「袴田事件」の映画版を見たり、お昼寝したり、ぐだぐだの生活。はは・・

フリースペースでは、夏祭り企画として「各地の祭り紹介」「短冊に書く下船後の願い」「伝統的な玩具紹介」「絵画展示」「写真コンテスト」など、各種コーナーが設置され、そこそこ盛り上がっています。別の会場では「怖い話の部屋」なども開設されています。

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進路の願い、食べたいもの、また船に乗るなどなど・・・

これらの企画は、ほとんどが乗客の中のボランティアが運営しています。多くの人(特に若者)がスタッフの一員として活動する形態は、「学習と体験の場を提供している」と同時に「スタッフの不足を乗客に補ってもらう」という側面もあり、ウインウインの関係ができていると言えましょう。そう言えば、この船はスタッフと乗客の隔たりがあまりない感じがします。この点に関しては、良い面と欠点が混在しているのは事実でしょう。

怖くて怖くて入れませんでした。

夜8時半からはオープンデッキで演奏や踊りがスタート。こちらが「夏祭り本番」です。
12月になって「夏祭り」というのもおかしな話ですが、みなさん浴衣を着てるか、普段着の人も半袖短パンです。冬とはいえ、あと2日でハワイですからね。

いろいろな国の人が乗船しているピースボートですから、夏祭りも各国の踊りがあったりして国際色豊かな雰囲気です。とはいえ、主力は日本なので、日本の祭りらしく「お神輿」が出たり、盆踊りを踊ったりという日本らしいプログラムで進みます。

晴れて良かった!盆踊りが始まります。

盆踊りの曲は「炭坑節」「東京音頭」「花笠音頭」の3つ。
花笠音頭だけは地元の踊りなので大丈夫と思ったら、ピースボートで練習した踊りがアレンジしまくりで、もはや花笠音頭の曲だけが残っている状態でした。
「盆踊り練習」に参加していなかった私は、地元の踊りすら討ち死に状態です。
それでも曲に合わせてみんなで輪になって踊るのは楽しいもの。
この船に乗っている他の国の人たちも、楽しんでもらえたら嬉しいです。

室内のテレビでは「寄港地情報」が流れています。「このクルーズ最後の寄港地」という言葉が出ると、旅も終盤だと感じます。

ハワイまであと3日。

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