11月23日(金)
6時起床。ゆっくり朝食をとってデッキに上がる。
いい天気。よく考えたらグァテマラに来るのは最初で最後かもしれない。
そう考えたら、よく見てこなくちゃと思う。
ツアーの集合は8時。今日はコーヒー園とアンティグア観光。
港を出て、バスはアンティグアの町に向かって進みます。
今日もフエゴ火山が定期的に噴煙を上げています。
途中、火山の土石流が流れた場所を3箇所通過。大きな災害だったことがわかります。
ガイドさんの話によれば、噴火はいつものことなので、「今日のはでかいなあ」くらいにしか思わなかったそうで、それで逃げ遅れた人もいたらしい。慣れって怖いです。
途中、車内が白いもやに覆われ・・・
どうやらエアコンをつけると粉塵がでてくるようです。
運転には支障がないという判断で、窓をあけて進みます。
いったい何だったのでしょうか・・・。
1時間半くらいで最初の観光地のコーヒー園に到着。
コーヒーの苗から収穫までの過程と、収穫から製品化までの流れを見せていただきました。グァテマラのコーヒーは、最近人気が出てるそうです。主な輸出先は日本で、この農場のコーヒーの7割が横浜に行ってるとか。ちなみに、グァテマラのコーヒーはアラビカ種で、強いボディと苦味酸味の調和、そしてチョコを思わせる芳醇な後味が特徴なんだって。
日本は超お得意さんなのね。
見学後は、一番高級なコーヒーの試飲。芳醇でおいしいコーヒーでした。
試飲後、みなさんが買い物に熱中している間、カフェでエスプレッソを試してみます。
濃厚なものも美味しいですね。
日本に帰ったら、このコーヒー見つけて買ってみよう。
コーヒー園にはホテルも併設されていて、なんだか雰囲気も良さそう。
でも、ここに再び来ることもないでしょう。
コーヒー園からは、2台の小型バスに分乗して行きます。
アンティグアの町は道路も狭く、しかも石畳の道が破損する恐れがあるため、大型バスの乗り入れが禁止されています。
小型バスでレストランに移動し、昼食。メインはステーキだったけど、かなりうまかった。日本の高級レストランに匹敵するレベル。ひょっとしてこの旅の中で一番かも。
ちなみに、ビールは5ドルでした。けっこう高いな。
昼食後、約1時間の自由行動。
アンティグアは世界遺産になっている町で、よく見ると見所もたくさんありますが、教会をひとつ見ておみやげ物屋に入ったら、あっという間に時間終了。うーむ、アンティグアは半日以上必要だな。ここはちょっと残念。
帰りは再び大型バスに乗り換えていきます。
午前中に乗ったバスと違うバスが来ました。
ちょっと安心。
帰り道、ガイドさんの話によれば、グァテマラはスペイン語の語学留学に適しているといいます。理由は、
(1)滞在費用が安く、スペインの3分の1くらいで留学できる。
(2)スペイン本国よりもなまりが少ないので、きれいなスペイン語を学習できる。
ということらしいです。
安いというは理解できるけど、スペインよりなまりがないって・・そんなことがあるんですね。聞けばスペインは4つの地域ごとになまりがあるといいます。でも、グァテマラはどこの地方に合ってるんだろう?
うーん、ここにきて「グァテマラなんて二度と来ない」という意識がゆらいできました。アンティグアには50以上のプライベートスクールがあり、ホームステイ先もたくさんあるらしい。数年後、ここに3ヶ月くらい滞在するイメージが湧いてきます。ふっふっふ。
帰りはバスのトラブルも渋滞もなく、1時間ほどで港に到着。
2日間のグァテマラツアーは、なかなか充実したものになりました。
でも、ちょっと残念なことがひとつ。
ギリシャで出会ったグァテマラの女性(ちょっと美人)に会えなかったこと。
連絡先の交換もしてないのに、会うわけないか・・・。