11月18日(日)
残すところあと30日で世界旅行も終わります。
そろそろみなさん、帰国後の生活がちらついてきたようです。
食事会場で「帰ったら働く?」なんて会話も聞かれます。
今日は寝坊してしまい、朝7時の起床。
すぐに朝食会場へ。
朝食で、同じテーブルだったおばさん方が、ツアー担当の人についてあれこれ言ってます。
「うちの担当、全然気が利かなくて、動かないし。」
「そうそう、トイレ行っていいですよ、て言っといて、集まる前に出発しちゃうのよ。」
「○○号車の担当は、新人だけどよく動いてて、すごく評判良かったって。」
「でも、私が○○号車の人どこですかって聞いたらそっけなかったわよ。自分が担当する客だけ良けりゃあいいんじゃない?表と裏があるってこと。」
すぐに離れました・・・。
気を取り直して楽器練習へ。
ケーナとウクレレを交互に練習します。
ケーナは10分で頭がくらくらしますから。
次はスペイン語の宿題。そしてレッスン。
今日は過去形を習いました。
これで日記が書けます。
いつの間にか文法的に難しい領域にきてるようです。
あとは語彙力とリスニングの問題でしょうか。これは時間がかかります。焦らず続けていきましょう。
スペイン語レッスンの後は、「ベサメムーチョ」の歌練習会。
スペイン語を話すレオとロドリゴの後に続いて歌います。
歌詞は短く簡単そうだけど、曲の節回しがやや難解で、カラオケのレパートリーにはならいでしょう。でもいいんです。これもスペイン語の勉強ですから。
午後は、ロサリナ・トゥユックさんというマヤ人の女性活動家のお話を聞きました。
題名は「マヤ族の文化と世界観」。
マヤのカレンダーについての説明がなかなか興味深いものでした。
人間には指が20本あるから20日が基本単位で、大きな関節が13あるから20×13で260日がひとつのサイクルだそうな。なかなか面白い発想です。
ピースボートは、船の趣旨から「平和、人権」などの講座が多く組まれています。少数民族の文化の維持伝承もテーマのひとつ。ロサリナさんのような活動家が乗船して話をすることもあり、ちょっとだけ世界が広がります。やや硬い話だけど、この船に乗ったからにはきちんと聞くべきですよね。
そしてウクレレ練習、セビジャーナス(フラメンコ)練習と続き、活動は終了です。
今日は「パーティー&ディナー」という設定になっていて、4階レストランにはおめかしした人が繰り出します。自分は正直言うと苦手なイベント。(いい服持ってない!)でも、セビジャーナスの先生に声をかけられて一緒に食事をすることに。
女性と一緒の食事は緊張します。(いったい何歳の坊ややねん。)
そして最後に「イジャイ」のコンサート。ペルー出身で南米音楽を演奏する兄弟のユニットです。今日で3回目のコンサートですが、良い演奏を聴かせてもらいました。
ペルー現地の言葉で「すばらしい!」は、「クサッ!!」と言います。演奏が終わると、あちこちから「クサ!」「クサ!」と声が上がるのですが、まだ馴染めません。
11時だ。寝よ。