前日の両神山に続き、2日連続で山登りです。
へなちょこ登山家なので、2日目は半日で終わるコースを選び、赤城山です。
赤城山は、昔々のその昔、大沼まで自転車で登った経験はあります。
でも、自転車少年だった当時は、山の上に登るなんて考えもせず、
湖畔で「のりたま定食」を食べて帰ってきたのでした。
「のりたま定食」
それは、ごはん、味噌汁、生卵、味付け海苔、お新香の5点セットで500円という衝撃的な定食でした。
30年以上前のお話です。
あの店がどうなったかは知りません。
もはや、湖畔のどの店だったかも記憶がありません。
そんな昔のことを懐かしみながら、黒檜山(赤城山の最高峰)直下の駐車場に車を停めたのが午前8時前。
自分にしては超ゆっくりのスタートです。
8:00 黒檜山登山口
登山口から、いきなりの石ごろごろ状態。
しかも、この状態がほぼ山頂まで続きます。
昨日の疲労も少し残っていて、いつものようにゆっくり進みます。
(結局30人くらいに抜かれる。うち20人は高校の山岳部。)
天気は良く、陽があたる道なので体温も上がります。
しばらく登ったら半袖、でも風が吹くと寒くて長袖と、まめに調節します。
しかし、石が大きすぎてステップが大きく、序盤から太ももの疲労が始まります。
途中、大沼がきれいに見える場所もあります。ここで10分ほど休憩。
9時10分 尾根に出ると、ここからは平坦で歩きやすい。
天気も良く、るんるん気分。
そして10時 山頂に到着。
昨日に比べたら、楽なことよ。
でも、稜線に出てからの緩やかな道と、山頂の広さはいいですね。
少し歩くと絶景スポットがあります。
10時20分 駒ケ岳に向かってスタート
ぐいぐい下ります。階段はあるけどステップが高くて、こっちも大変そう。
ルートの途中に番号のマークがありました。トラブルの時に携帯で連絡する際、番号を言うと位置がわかるのだそうです。
今から降りて、向こうの道をまた昇るよー。
のどかなルートです。
すれ違ったお年寄りの3人グループが、
「いいねえ。」
「癒されるねえ。」
と、話しながら降りていきました。
また階段をぐいぐい登り、
11時15分 駒ケ岳到着
さあ、あとは下るだけ。
鉄の階段を下りる。これは楽。
アカヤシオがきれいです。
下りはストックを駆使して慎重に。
2番来た! もうすぐ。
12時20分 駒ケ岳登山口に帰ってきました。
途中休憩をしながらなので、実質4時間の登山でした。
岩場の急斜面、稜線の緩やかな道、絶景、それから美しい花、
短いながらも変化に富んだ山です。
おそらく地元の人で毎日登っている人もいるかもしれません。
それくらい手軽で、しかも楽しい山でした。
そうそう、途中でワンチャン4匹とすれ違いました。犬の散歩にもおススメかも。
赤城山(黒檜山~駒ケ岳)データ(時間)
黒檜山登山口(8:00)―駒ケ岳分岐(10:00)―黒檜山頂(10:05)ー絶景ポイント(10:10)―黒檜山頂(10:15)ー黒檜大神石碑(10:25)―大タルミ(11:00)―駒ケ岳山頂(11:18)―下り分岐(11:40)―駒ケ岳登山口(12:30)