7月31日に愛山渓から雨の中を歩き、その後苫小牧に移動。山形で急用ができてしまい一旦帰宅する。そして8月11日に再び北海道に向かう。10日間と10万円近くを無駄にしたが、まあ仕方がないだろう。これもまた人生か。
再び北海道に向かう理由は、既にカムエクのガイドツアーに申し込んでいるからだ。その山行がが始まる18日に向けて、いくつかの山で足慣らしをする。最初に向かったのは十勝岳。ここは一度登ったことがあるが、残念ながらガスで山頂からの眺望はなく、おまけに下山時に雷雨に遭うという残念な登山となっていた。というわけでリベンジである。
8月13日に望岳台登山口に到着。今日はここで寝る。夕焼けがとても美しく、明日に期待を持たせてくれる。(でも基本的にレインマンの自分は過度に期待することはない。)


14日早朝に起床し、すぐに準備をして4時40分出発。微妙に曇り空だが山頂がきちんと見えているので、なんとかこのまま持ってくれと願いながら先を急ぐ。コースはしっかり覚えているし、特に危険な場所もないので緊張感はない。ただひたすら歩くのみだ。


5時40分、避難小屋を通過。ここから道は少し斜度を増す。自分としてはそこそこスピードを出したので汗ばむが、難なく上り切った。しばらく火山性砂礫の道を進み、そしてもう一度急斜面を登る。(急斜面といってもこの山の中ではキツい場所という意味)


7時50分、山頂に到着。若干ガスが出てきたが、それでも前回よりは条件が良く、霧の晴れ間から多少の眺望は見られた。快晴ではなかったがこれで良しとしよう。
50分ほど山頂でゆっくり昼を食べ、8時40分下山開始。下りはほとんど休憩もせず、11時少し前に駐車場に戻った。







