5月下旬だけど、今年の山登りは終了。(おいおい、これからが本格的なシーズンでしょが)実は昨年の秋から「本気の語学学習」をスタートさせており、7月初旬にはスペイン語検定を受験する予定になっている。そのために、6月初旬には家に戻り、学習を進めなければならない。(語学学習と山登りの両立は、今後要検討ではある。)

 中国地方の山を連続で登り、三次と広島のホテルに泊まって宴会をして、さあ山形に向かって帰ろうとなったのだが、その前に中国地方に一番近い六甲山を見ていくことにした。

 六甲山にはたくさんのルートがあり、海沿いから登る方がいろいろな景色が見られて良さそうではある。でも、帰りにちょっと立ち寄る程度の意識なので、有馬温泉から登ることにした。ちなみに、有馬温泉という名前はよく知っているが、六甲山の麓にあるということは今回初めて知った。

平日なので1日550円

 午前7時、ロープウェイ有馬温泉駅近くの駐車場に車を置いてスタート。当初は途中まで沢沿いの道を行くつもりで、そのように登山届も送信しているが、土砂崩れか何かで通行止めだった。ここ2年ほど春は西日本の山を巡ってきたが、豪雨の被害から復旧していない登山道が見られる。基本的には生活基盤である道路や水道などの復旧が優先され、山に登るための道が後回しになるのは仕方のないこと。ここは文句を言うのではなく、まだ登山道まで手が行き届かないほど重大な被害を被ったのだと考えよう。(自分の住んでいる山形市は、今のところ大きな水害も地震被害もない場所なので、災害の大変さがわかっていない)

ここを上がろうとしたら、係のおじさん(前方)に止められた

 予定を変更し、普通の生活道路を少し歩いて、一本東側の登山道から入る。登山道は、さすがに有名な山だけあって、広くしかもきれいに整備されている。岩が剥き出しの場所も少しだけ存在するが、体力のない普通の人でも無理なく歩ける道のようだ。2箇所だけ、道路が崩壊し、迂回して狭い尾根に出る場所がある。ここだけは注意が必要だ。この崩落場所が綺麗に整備されれば良いのだが、工事をしている様子もなく、全面復旧はもう少し先かもしれない。

ひとつ東側の登山道から入る
歩き易い
迂回しろって
迂回路は歩きにくし
また迂回路

 8時15分、六甲最高峰トイレに到着。なんとも仰々しい名前だが、それに相応しい堂々としたトイレである。(書いてて妙な気分)ここから階段を登ると、広々とした山頂に出る。時刻は8時20分。この遠征最後に相応しい快晴で、大阪湾から淡路島も見える。とても良い締めくくりになった。

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素敵なトイレ、雨を凌ぐスペースも広い
最後の登り

 帰りは来た道を戻り、9時30分には駐車場到着。今回も大きな事故や怪我、遭難などもなく無事に過ごせた。これは山頂の神社に旅の安全を祈ってきたご利益だろう。あとは安直すぎて言葉にできない煩悩の方も成就してくれたらと願う。

 神戸を出た後、大阪に泊まって道頓堀で宴会をして、長年の懸案であった太陽の塔の内部も見学した。コロナ禍ではあるが、許されよ。

山形県見が来てはいけない場所だったか
太陽の塔内部
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