10月26日(金)

アースデー2日目。今日の企画は、
「現代里山の挑戦」「地球環境について考えよう」「ドイツ国際平和村」「地球に優しいライフスタイル」「オランダ人による古民家再生」「オーストラリアのアボリジニ文化」の6つの講座、スタンプラリー、フェアトレードカフェ、そして閉会式となります。

ワープロ打ちながら「代わり映えしないなあ。」とも思うけど、記録は記録、やったことを書いていきましょう。

午前6時にヨガ教室。最近、船の揺れが激しいからでしょうか。立った状態で行う動きがなくなってます。先生もいろいろ考えてるのかもしれません。(やってる方は楽ちん。)
でも、ちょっと思うんです。ヨガのポーズひとつを維持するのが辛くなってきた。これは、船内生活が根本的に運動不足ということかもしれません。まだ残り50日。船を降りたら寝たきりなんてならないよう、気をつけよう。

「現代里山の挑戦」トトロのふるさと狭山丘陵と、霞ヶ浦のアザサプロジェクトの話が中心。里山(完全な自然ではない、人の手が入り維持される自然環境)を、今後どのような形で維持すべきか、考えさせる企画。

「ドイツ国際平和村」東ちづるさんの映像を織り交ぜながら、ドイツ平和村の現在を紹介する。ドイツ平和村とは、紛争地域で重傷を負った子供達をドイツに連れてきて治療し、リハビリの後に再び故郷に帰すという民間団体。もしかしたら「通販生活」あたりでその存在を知った人も多いのでは。

「地球に優しいライフスタイル」ピースボートスタッフが実践する地球に優しい暮らしの紹介。具体的な商品の紹介などもあり、これはこれで楽しめました。

「オランダ人による古民家再生」ピースボートスタッフの一人であるオランダ人が長崎の平戸で古民家を買い取り修復する過程のお話。将来的には旅館にしたいという話でした。完成したら訪ねて行きたいものです。

「オーストラリアのアボリジニ文化」アボリジニの歴史と文化、そして白人による迫害の実態をオーストラリア人の語学講師が紹介。やっぱりエアーズロックには登ってほしくないというお話もありました。(すみません。昔登りました。)

2日間のアースデー、内容的には今ひとつ薄いものもありましたが、地球と環境を考えるよいきっかけにはなったようです。自分もいくつかの点で思いを新たにしました。
「平和は待ってても得られない。自分で作らなければならない。」ドイツ平和村の職員の言葉だそうです。
そうですよね。自分はとりあえず平和ですが、自分にできることをきちんと見つけて実践しなければならないですね。

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スタンプラリーは17個中13個をゲット。残念ながら商品はもらえませんでした。でも、いいんです。商品の「SDGsバッジ」はきちんとお金を出して買いますよ。フェアトレードで。

スタンプカード、全部集められず。
フェアトレードカフェのコーヒーを注文

夜8時からは「パレスチナ問題初級編」の講座。
複雑に入り組んだ問題をなんとか単純化して議論しようという試みだったけど、どうしても「そもそも○○が悪かった。」という責任論が多く、「現在の状況をスタートラインにして、ではどうするか。」という議論が深まらなかった感じがします。今日は初級編でパレスチナ問題を理解するのが目的ですから、これで達成したのかな?
そもそも宗教(ユダヤ教徒の国だ)と居住人(そこに住んでたんだよ)という次元の違うグループの対立ですから、議論が噛み合わないのも仕方ないことかもしれません。この問題、いつの日か解決する日が来るといいですね。ノーベル平和賞は間違いなしと思うのですが。

パレスチナ問題初級講座

本日は、ウクレレクラブの練習、それからセビジャーナスの練習もありました。
どちらも「アースデー」の企画を優先したので半分だけの参加。
明日からは、ほんとの「いつもの一日」です。

風が強く、海は荒れ、デッキに出るのは禁止。
外は、「こりゃあ落ちたら命はないな。」という雰囲気の波がうごめいています。

デッキ立ち入り禁止

今夜は時差調整で時計を1時間戻します。
時差がちょうど12時間。
ちょうど日本の反対側です。

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