コロナの影響で「日本百名山をひとつずつ登ろう。」という当初の目標を一旦休止し、「やまがた百名山」を周り始めています。やまがた百名山の中には「飯豊山」など日本百名山にも名を連ねる山も多く、全て踏破するのは大変です。でも、多くの山は地元に愛される日帰り可能な低山で、中には「朝の散歩で登ってます。」と日課にできる山も数多く含まれています。
いくつか登ってみて「ひとつの山としてはちょっと物足りないなあ。」とは思いますが、それぞれが地域のみなさんに愛されているのがわかり、これはこれで楽しいなあと感じます。選定にあたり、高い順番に選んでしまったら、かなり偏った配置になるでしょう。どうやら各市町村の山を必ず含むようにしたと思われ、なるほどなあと思います。
2020年7月22日、千歳山からスタートし、盃山、大岡山と連チャンして、最後にやってきたのが舞鶴山。ほぼ山頂と言える「人間将棋会場」に駐車場ががあるので、特に山登りの意識もなく訪れる人も多い、天童の観光地です。
今日は一応山登りなので、麓の「愛宕沼」の駐車場に車を停めて、ここからスタートします。
はじめは愛宕沼を囲む庭園を周り、少しずつ山頂に近づきます。いろんな角度から自撮りしているお姉さんや、この暑いのにベンチで密接状態を維持してる熟年カップルのそばを足早に通り過ぎ、一旦公園を出て車道を登ります。来年には遊歩道の整備が完了し、車道に出ることなく山頂に行けるようになります。
車道を登り、山頂の駐車場に出ると、ここから本当の登山道がスタートします。とは言っても、ずーっと車も通れる緩やかな道を歩いていきます。登山というより「お散歩」という感じ。でも、木々の緑がきれいです。市街地の中の独立峰なので、熊もいないだろうし、安心してお散歩できますね。
山をぐるりと回るように山道を進み、天童神社に立ち寄ってから、最後の石段を登って愛宕神社に到着。もう夕方も近いので、誰もいません。
帰りは、裏側の参道を通って下ります。こちらは表の道よりも山道っぽい雰囲気です。途中、南側の眺望もあり楽しい道。
あっという間に参道は終わり、山頂の駐車場に戻ってきました。スタートから愛宕沼の駐車場に戻るまで、ちょうど1時間でした。