4月27日(金)10時半、蔵王井エコーラインが開通しました。
あまり「一番乗り」にこだわる方ではないのですが、天気も良いのでちょっと見てきます。
自宅から1時間足らずで山頂にいけますので。
今年は雪の回廊が見られるのでしょうか。
蔵王エコーラインのおさらい
宮城県白石市亘理町と山形県上山市を結ぶのが「県道12号線」です。
(宮城の12号でもあり、山形の12号でもある。)
この県道の中で、蔵王を越える標高の高い部分を、特に「エコーライン」と呼びます。
できた当時は、有料道路でしたが、今は無料提供されています。
さらに、エコーラインから蔵王刈田岳の真下まで、「蔵王ハイライン」が分岐しています。
(こちらは有料道路です。)
エコーライン、蔵王ラインとも冬期間(おおむね11月上旬から4月下旬まで)は通行止めになります。
半年ぶりに開通したのが、本日です。
本日(2018年4月27日)のエコーラインの様子は
山形は先週で桜は散りました。
(現在は新庄の最上公園だけが満開です。)
でも、山に登るとまだまだ桜が見られますね。
一番下の猿倉スキー場の桜が見頃です。
ここは標高700m。これからさらに1000m登ります。
こちらは1300m付近。まだまだ雪が残っていますね。
さらに上はどうなっているか、わくわくします。
リフト乗り場まで来ました。
ここから7分間リフトに揺られると、すぐそこはお釜です。
どうしようかかなり悩みましたが、風が強く寒いので、車で行くことにします。
そうなんですよ。車とリフトの2つのパターンで上まで行けるのです。
(あと、徒歩ね。)
料金は、リフトが往復で750円。
車で行くと、途中の蔵王ハイラインからは540円。
車の方が安い(特に多人数の場合は)のですが、リフトも楽しいですよ。
ちなみにリフトに乗ると写真撮ってくれます。(もちろん有料ですが。)
リフト乗り場の駐車場から撮った一枚。
きちんと雪の回廊になってますね。
(でも、実は一部分だけです。谷側の積雪が多いところ限定。)
ところで、どう見ても自転車ですよね。
彼はしばらく休んだら、上着を羽織って宮城県の方に駆け下りて行きました。
最近の自転車ブームで、こんな人もちょくちょく見かけます。
鉄人が増えたもんです。喜ばしい・・・。
エコーラインの最高地点から分岐して、蔵王ハイライン(有料)。
「たった2500mの往復で540円取るのかよ!」
という心の叫びを飲み込んで、笑顔で支払います。
このあたりが一番かっこいい場所かな?
フロントガラスを通して撮った写真なので、少しうす暗いですが、まずまずいい天気です。
あっという間に駐車場に到着。
(たった2500mですから・・・くどい。)
駐車場から3分歩けば、この風景。
蔵王は誰でも簡単に景色を楽しめる山です。
刈田岳山頂への道には、まだ雪が。
山頂です。駐車場から山頂まで、ゆっくり歩いても10分。
ちなみに蔵王の最高峰は熊野岳と言って。ここから30分くらい歩きます。
(約2キロ、大部分はほぼ平坦なので普通に歩けますが、もう少しかかるかな・・。)
がんばって登っている人もいましたが、どうせ登るなら7月が良いです。
高山植物の女王、こまくさがたくさん咲きます。
7月ですよ。7月!
(その年の情報は蔵王ハイラインか、刈田リフトのページあたりで確認しましょう。)
駐車場のそばにはレストハウスがあります。天候の急変にも対応できます。
2階には展望レストランがあり、「釜かつどん」が名物となっています。
1階の売店で、名物の「たまこんにゃく」を買いました。
冷え切った体ににはGOOD!
150円は高所料金ということでご勘弁を。
いかがでしたか?
車で手軽に行けて雄大な景色を堪能できる蔵王に、
ぜひいらっしゃいませ。