非常に物価が高いロンドン。ホテルや食べ物は安いものも探せますが、交通費と入場料だけは何ともなりません。特に入場料は、ちまちました節約など一気に吹き飛ばす衝撃的な値段設定です。
でも、ここまで来て見学地に入らない手はないので、仕方なく高いお金を出し・・・。
さて、交通費のお話です。
現在、ロンドンの地下鉄は、初乗り料金が何と4.9ポンドです。日本円に換算すると700円にもなります。(両替手数料を考えると、800円でしょうか。)
あまりに高い交通費です。何とかならんかなと思い、駅のツーリストインフォに相談してみると、「オイスターカードを使うと安くなる。いつロンドンを発つの?月曜日?それじゃあ3日間あるね。1日7ポンドで3日間だと21ポンド。カードの保証金が5ポンド必要だから26ポンド。でも月曜日にカードを返せば5ポンドは戻ってくるわよ。」
つまり、1日7ポンド(ほぼ1000円)で、ゾーン1、2の地下鉄とバスが全て乗り放題です。この料金設定なら法外に高いとも言えません。下手に2回乗れば、もう10ポンド近いですから、これを使わない手はありません。
さっそく購入します。
使い勝手は抜群。いわゆる「Suica」と同じで、改札でカードをかざすとゲートが開きます。
いちいち切符を買う手間もないし、快適です。
郊外に出るときはどうするの?
今回、3日間のうち2日間は郊外に出ました。ストーンヘンジに行くためにソウルズベリーまでの往復と、大聖堂を見にカンタベリーまでの往復です。残念ながらオイスターカードは使えないので、新たに往復券を買うことになります。
ちなみに、同じ場所に行く切符にも料金設定がいくつかあり、わたしの場合は「その日のうちに戻る往復券」を購入しました。帰る予定がはっきりしているなら、必ず往復券を買いましょう。片道を2枚買うより劇的に安くなります。(10パーセントとか、そんなレベルじゃありません。)
そんな風に郊外で1日過ごすとしても、ロンドンに戻って「さて、もうひとつどこかに行こうかな。」とか「買い物や食事に出よう。」と考えたら、それだけで元がとれちゃいます。
カードの返し方
切符の自動販売機で返却することが可能です。その場合はお金が戻ってくるそうです。(これは、窓口のお姉さんに聞いた話なので実践していません。)
カードを購入したインフォメーションに持って行くと、クレジットカードを入れろと指示されます。機械に挿入したカードのところに5ポンドバックするのだそうです。その後、住所と名前を記入するように言われます。日本の住所を書いても特に何か送ってくれるわけではなく、そういう規則のようでした。(そのタイミングで、外の機械に入れればキャッシュで返金なると説明がありました。もう遅いわい。)
全般的には、カードの購入も返却も簡単です。カードにはSuicaと同じように現金チャージ制もあり、一定料金を超えるとお金がかからないという話もあります。今回は、どちらがお得かよくわかりませんでしたが、インフォの方の説明を信じて1日パスとして使ってみました。
きちんとした解説になっていませんが、参考になれば幸いです。
楽しいロンドンの滞在になりますように。
リンク 英国政府観光局オンラインショップ
リンク オイスターカード公式(英文)