2018年夏の四大岬の様子です。

「北海道の四大岬」という言葉は・・・造語ですっ。

神威岬とか立待岬なども有名ですが、

今回は知名度の高い4つを見てきた感想と比較をしてみます。

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1 宗谷岬

言わずと知れた日本最北端の地です。
(実際は、さらに北に弁天島があるので、本土最北端。)

年間50万人が訪れる人気スポット。

写真のモニュメントの前では、順番に写真撮影すつ姿が見られます。
(上の写真は7月8日ですが、強風で寒く、写真を撮ったらすぐ車に逃げ込む状態でした。)

ここに来ると、

「北の果てに来た。」

という感動が湧き上がります。

商店街もあり、賑わいがありますね。

お店では、最北端到達証明書を販売しています。

日本最北端証明書について(稚内観光協会HPより)

この証明書は、およそ35年前に購入した時と変わっていません。

超ロングセラーです。

最近、別の形式の証明書が発行されています。

本土四極交流事業について(稚内市HPより)

こちらの証明書は、無料です。

しかし、宗谷岬ではゲットできません。

〇稚内市役所(8:45~17:30)
〇稚内市観光案内所(稚内駅)(10:00~18:00)
〇稚内市役所宗谷支所(8:45~17:30)

この3か所でもらえます。

この中で、宗谷岬に一番近いのは、市役所宗谷支所です。

7月8日は到着が遅れたため、一旦稚内に戻り、翌朝再挑戦です。
(時間をよく見て行動計画を立てないと、私のように二度手間になります。)

漁業協同組合と同じ建物ですので、うっかりすると見逃します。ご注意を。

中では、「四極証明書下さい。」と言えば、すぐに日付を入れて一枚下さいます。

その際、「どちらからいらっしゃいましたか?」と聞かれます。

統計を取っているようです。

宗谷岬は、そこそこ商店も多く、証明書の発行などもあり、思い出に残る場所です。

道南・道央からはちょっと遠いですが、行ってみる価値ありです。

ついでに、ノシャップ岬

稚内からまっすぐ北に10分くらいで着きます。

行った時間帯が早朝だったため、誰もいませんでした。

天気が良ければ利尻がきれいに見えそうです。
(写真にも写ってます。)

また、水族館や科学館もありますので、お子さん達は宗谷岬より楽しいかも。

2 知床岬

世界遺産に登録されてから、大人気のスポットです。

あまりにも遠いのでなかなか行く機会はありません。

でも、一生に一度は行ってもいいかな?

知床岬は、道路がないので観光船で見てくるしかありません。

トレッキングで行けないわけではありませんが、危険です。

また、岬へは動力船での上陸は禁止です。

船の上から見るだけです。

それでも、岬の灯台が見えてくると感動します。

観光船については、こちらをご覧ください。

知床観光の基地はウトロです。

ウトロには、温泉やホテル、商店、コンビニなどがあり、買い物に困ることはありません。

お土産や記念品は、道の駅ウトロに行けば大丈夫。

レストランもあるし、観光船の切符も扱っています。便利です。

道の駅ウトロHP

3 納沙布岬

巨大なモニュメントがある納沙布岬。

ここは、北方領土に関する情報が多く見られます。

ここを訪れた人は、否が応でも北方領土のことを考えないわけにはいきません。

この日は残念ながら天気が悪く、見ることはできませんでした。

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北方館という北方領土関係の資料館があります。

中を見てきました。

かなり気持ちが重くなりますが、ここに来た時くらいは真剣に考えよう。

受付で、北方領土視察証明書を発行してくれます。

これも、記念にはなるかな・・・。

四極証明書がもらえます

納沙布岬は本土の最東端です。

宗谷でいただいた「四極証明書」が、ここでもゲットできます。

発行場所は

〇根室市役所(9:00~17:00)
〇根室市観光協会(根室駅そば)(9:00~17:00)
〇根室市北方領土資料館(9:00~17:00)

四極証明書(根室市HP)

北方領土資料館は、北方館とは違いますから間違わないようにして下さい。
(すぐ近くですが。)

四極証明書、2つゲットしたので、裏側をつなぎ合わせると、

あと2つ! わくわく。

納沙布岬は、他の岬よりもエリアが広く、いろいろ見ようと思うと結構歩きます。

また、サンマ丼で有名な鈴木食堂や道の駅など商店や食堂もあります。

北方館や北方領土資料館などの見学施設も豊富です。

天気が良くて北方領土まで見えたら気持ちいいでしょうね。

4 襟裳岬

襟裳岬と言えば、森進一です。

それはさておき、襟裳岬です。

名前は超有名ですが、最北端でも最東端でもないし、世界遺産でもないので、やや地味な感じがします。

実際のところはどうなんでしょ。

駐車場はあまり大きくありません。近所のお店も一軒です。

(少し離れると数軒あるようです。)

すぐに大きな看板が見つかります。

もうちょい先があるので、行ってみます。

ここがホントの突端です。

昆布漁の時期ですね。絶賛乾燥中。

風の館という観光施設がありました

写真の右上のガラス張りの建物です。

風洞実験室や、ゼニガタアザラシ観察用双眼鏡などもあり、楽しめます。

風の館 公式HP

えりも観光センターは、お土産物、海産物、食堂と、充実しています。

ここでは日高こんぶですね。

襟裳岬は、4つの岬の中では一番存在感が薄いかもしれません。

でも、荒々しい断崖や、そこから伸びる岩礁、

岩礁に寝そべるゼニガタアザラシの群れ、

他になない魅力があります。

時間のゆとりがあれば、アザラシのそばまでカヤックで行けたりもします。

是非、事前の計画をしっかり立てて訪れて下さい。

まとめ

2018年の夏、4つの岬を訪れました。

まとめを書きながら、

「ああ、もっとここも見ればよかったなあ。」

と思い返しています。

4つの雰囲気はそれぞれ違いますが、どれも魅力ある岬です。

どれも、もう一度行ってもいいと思わせる場所でした。

北海道には魅力的な場所が無数にありますが、

岬という存在はなぜこんなにわくわくするのでしょう。

不思議です。

みなさんも、ぜひ北海道の先っちょを見に行って下さいね。

写真では伝わらない感動がありますよ。

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